株式会社沖縄ソフトウェアセンター 20周年記念誌

沖縄ソフトウェアセンター創立20周年、まことにおめでとうございます。 私は沖縄IT津梁パーク構想について、設置場所の選定から関わっており、個人的にも感慨深 いものがあります。 沖縄IT津梁パーク構想を推進するにあたっては、同構想の中核を担う「沖縄ソフトウェア・ オフショアコア会社(仮称)」の設立を検討するための「コア会社運営検討委員会」が設置され ました。 その委員会にて、オール沖縄での取り組みという同様の設立趣旨をもち2002年に設立した「フ ロンティアオキナワ21」の資本を増強し、コア会社を形成することが、より効果的であること が確認され、2008年に「沖縄ソフトウェアセンター」が誕生しました。 リーマンショックや東日本大地震、新型コロナウイルス感染症等さまざまな困難な局面があ りましたが、それらを乗り越え、IT産業は観光と並ぶ沖縄県のリーディング産業にまで発展し てきました。 これも、同構想の中核企業である沖縄ソフトウェアセンターをはじめとした県内IT企業の弛 まぬ努力と成長・発展があってこそのことであります。 Society5.0時代を迎え、新たな取り組みが必須となっています。沖縄ソフトウェアセンター のさらなる成長発展を期待しています。 一般社団法人沖縄県情報産業協会 会長 知念 克也 創立20周年、誠におめでとうございます。 株式会社沖縄ソフトウェアセンター(OSC)様の前身である株式会社フロンティアオキナワ21 (Fo21)の時代である2004年に、弊社が受託していた、第一生命保険株式会社のシステム基盤お よび事務オンラインの刷新大型プロジェクトで使用する画面開発に参画いただいたのが、長い お付き合いの始まりです。 稼働後も、大量の画面保守開発をご支援いただくとともに、弊社府中事業所(東京都)の開発 拠点にも常駐いただくなど、OSC社内での生保システムに関する人材の育成が進み、開発スキ ルも向上され、安定した納品をご継続いただきました。 その後、金融事業ではシステム機能の高度化・複雑化が飛躍的に進み、システム開発での人 材開発・開発パワー増強・開発手法改革を進めてきました。その一環として、2009年に、OSC 社の新たな拠点である「沖縄IT津梁パーク」と弊社の府中拠点を結ぶ「リモート開発」の構想 がスタートしました。短い期間ではありましたが、人員体制の整備と環境構築を終え、2010年 7月に沖縄―府中間のリモート開発を正式にスタートしました。弊社での初のリモート開発・ ニアショア拠点構築となり、OSC社員の皆様のご活躍により、委託範囲は、オープンアプリケー ションから中核となる個人保険の基幹システム(ホストシステム)開発・保守に拡大し、現在に 至っております。 OSC社の皆様と一緒に築いてまいりました、人材育成や人材交流を含めた協業体制は、今後 のシステム開発・保守局面でもさらなる発展が期待されます。新型コロナの副産物である在宅・ リモート環境での業務を、先んじて実行してきたOSC社のノウハウは、次なるシステム開発・ 保守に大いに役立つ武器です。この先も優れた沖縄のIT技術者を着実に育て上げ、沖縄のIT事 業体の代表企業としてOSC社が益々ご発展されますことを祈念いたします。 第一生命情報システム株式会社 代表取締役社長 佐藤 智 祝 辞 祝 辞 6 7 20 第1章 年の歩み 第2章 各部・委員会・ BP紹介 第3章 今後の事業展望 資料編 ご挨拶・祝辞

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