株式会社沖縄ソフトウェアセンター様におかれましては、ここに創立20周年を迎えられまし たことを心より御祝い申し上げます。20周年の節目を迎えられることができましたことは、ひ とえに松田社長および役職員の皆様方、そして歴代社長や諸先輩方の並々ならぬご尽力と、加 えて関係各位皆様のご支援の賜物とお喜び申し上げます。 沖縄県の情報通信産業は、1998年に「沖縄県マルチメディアアイランド構想」による「情報 通信産業創出および高度情報通信社会の先行的モデルを形成する」目的で計画され、2002年に 「沖縄県情報通信産業振興計画」では観光リゾート産業と並ぶ中核的なリーディング産業とし ての集積と振興を目指していました。 そのような環境下、IT関連事業会社の有志が集い発起人となり、創設の目的として、IT産業 を観光に次ぐリーディング産業として、21世紀を拓く新産業の担い手となるため、オール沖縄 体制のIT企業が設立されました。 2002年10月、渡名喜守正氏を代表取締役社長として「株式会社フロンティアオキナワ21」が 設立され、IT人材育成や県内企業からのソフトウェア開発の受注を拡大、2009年に沖縄IT津梁 パークがスタートし、その中核企業としてニアショア機能を柱とした事業計画の下、県内IT企 業へ資本協力増資を行い2008年に「株式会社沖縄ソフトウェアセンター」として社名変更し再 スタートしました。私も2008年から4年間社外取締役として、2012年からは監査役として就任 しましたが、2008年のリーマンショックは受託開発の停止が相次ぎ、経営も大きな打撃を被り 財務状態も更に厳しい状況となる中、経営陣は会社存続の危機感から、経営の再構築として「受 託開発から開発・運用・保守のストックビジネス」へと方針転換を決断し度重なる苦難を乗り 越え、南郷社長、饒平名社長そして松田社長へと引き継がれ、本土からの受託開発の拡大を実 現させ、総勢200名体制へ拡大し着実に成長を遂げられたことに敬意を表します。 最後になりますが、貴社におかれましては、今後更に活躍の場を拡げていかれると存じます が、貴社が沖縄県のIT開発業界のリーダーとして重要な役割を果たしていかれるものと確信し ております。この20周年という節目を機会に、今後も役職員の強い結束力のもと新たな一歩を 踏み出され、30周年40周年さらには50周年へとご繁栄続けていかれますことを心より祈念申し 上げ、お祝いの言葉とさせていただきます。 株式会社りゅうせき 代表取締役社長 當銘 春夫 祝 辞 発刊のご挨拶 2 株式会社 沖縄ソフトウェアセンター 代表取締役社長 松田 崇 祝辞 4 沖縄県知事 玉城 デニー 沖縄振興開発金融公庫 理事長 川上 好久 一般社団法人沖縄県情報産業協会 会長 知念 克也 第一生命情報システム株式会社 代表取締役社長 佐藤 智 株式会社りゅうせき 代表取締役社長 當銘 春夫 口絵 10 第1章 20年の歩み 17 Ⅰ (株)フロンティアオキナワ21の歩み 18 Ⅱ (株)沖縄ソフトウェアセンターへの変革 38 Ⅲ (株)沖縄ソフトウェアセンターの基盤構築期 70 Ⅳ (株)沖縄ソフトウェアセンターの成長期 80 第2章 各部・委員会・BP紹介 93 Ⅰ 部署紹介 94 Ⅱ 座談会「20年の軌跡と今後の展望」 100 Ⅲ 協業社の声 108 Ⅳ 人材育成の取り組み 114 Ⅴ 委員会活動 116 Ⅵ ONDeP活動 118 第3章 今後の事業展望 121 Ⅰ OSCグランドデザイン 中期経営計画 122 Ⅱ 今後10年後の事業展望 124 資料編 127 Ⅰ 組織変遷 128 Ⅱ 財務状況の推移 132 Ⅲ 業務実績表 134 Ⅳ Fo21設立趣意書 144 Ⅴ(株)沖縄ソフトウェアセンターへの商号変更と沖縄IT津梁パークの中核企業の経緯 146 Ⅵ 臨時株主総会会議録 148 編集後記 151 目 次 9 8
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