株式会社沖縄ソフトウェアセンター 20周年記念誌

OSCグランドデザイン 中期経営計画 新たな上位ビジネスパー トナーと協業できる事業形 態を模索しながら、部として2023年度の開始を目指す。 ビジネス業務系と持ち帰 り開発業務を中心に取り組 む。ノーコード/ローコード開発の新規案件を受注拡 大するとともに、セキュリティ・検証業務を事業と して立て直しを行う。また、外国人就労システムを 中心とした自社サービス事業の拡大を進めるととも に、クラウド関連開発のニーズを追求しながら必要 な技術分野の拡大を図る。 システム開発部として、中堅・若手PL層を中心と した上流工程を担える人材育成とノウハウ蓄積と新 たな技術習得による次世代ニアショア開発の仕組み づくりに取り組んでいく。 OSCグランドデザイン 中期経営計画 Ⅰ 部独立採算制の実施と安 定的な利益の確保により財 務体質を強化するとともに、法令を遵守したコンプ ライアンス経営・リスク管理による経営体質の強化 を推進する。 また、組織体制を強化するため、新たな人事制度 の導入および働き方改革を推進するとともに、従業 員が心身ともに働きやすい職場環境づくりと健康経 営に取り組む。 企画管理部 開発部門の新規取り組み を支援しながら、開発セン ター事業のビジネスモデルを確立する。また、新規 営業と要員の確保(調達および育成)に重点を置く。 営業事務は、仕事の見える化と事務効率化の自動化 対策を強化する。品質担当は、①「見積の精度を高める」 ②「生産性を高める」③「技術者の質を高める」の 3Tを強化するために各事業部門を横断的に支援する。 営業部 システム開発部 第一生命保険(株)関連の 業務を一手に「エンハンス の見える化」に力点を置き、インステック業務関連 への参画と受注に取り組み、品質・生産性向上およ び体制強化を図る。 社員育成と業務ノウハウの蓄積による品質・生産 性向上とお客さま信頼の確立に取り組み、プロジェ クト管理の強化による受託安定化を図ることで、金 融関連分野を中心として新たなサービス業務へチャ レンジする。そのために、リモートエンハンスの見 える化の取り組み強化と要員のステージアップに取 り組む。 金融システム1部 大同生命および太陽生命 関連の業務をリモートエン ハンス事業として位置づけ、両お客さまの要求に迅速 に応えるための受入体制と受注手順や役割分担・受注 単価・仕入単価表を確立させ、受注拡大を図っていく。 環境の拡張・整備のため、那覇事務所開設、在宅勤 務の検討、オンサイトとの環境差異解消の検討を行 う。さらに、リモートエンハンスの見える化を推進 し、売上・仕入技術者ランク単価の設定を行うことで、 要員に対する要求事項の明確化に取り組んでいく。 金融システム2部 開発センター部 沖縄ソフトウェアセンターでは、2019年度から スタートした第5次中期経営計画において、ニア ショア開発は①「持ち帰り開発事業」②「リモー トエンハンス事業」③「開発センター事業」を3本 柱として取り組み、「SI・サービス事業」を4つ目 の柱にすることを目指しながら、中期経営計画の 最終年度は、売上高および経常利益ともに修正し た経営計画の目標を達成した。沖縄IT津梁パーク を拠点とした、株主を中心としたビジネスパート ナー各社との協業では、2021年度末時点では総勢 187名体制で事業を推進している。このうち89名は 株主を中心とするビジネスパートナーから参画し ていただいている。 創立20周年に当たる2022年度から3年間の新たな 第6次中期経営計画を策定した。 新たなOSCグランドデザインに基づき、「リモー トエンハンス事業」に重きを置き、事業の拡大、 さらには中核プロジェクトを部へ昇格し金融シス テム2部門体制にすることで売上の安定と拡大を図 る。マーケットの減少化傾向にある「持ち帰り開 発事業」は、ノーコード/ローコード開発などの新 しい分野へシフトしながら、上流工程からの受注 に力を入れ売上の維持拡大を図る。「SI・サービス 事業」は、付加価値の高い自社サービスとして全 国への事業展開を早める。また、新たに取り組む 新規分野の受け皿として「開発センター部」を創 設し、新たな開発センター事業の確立と開発エン ジニアの安定的な確保と技術者の育成に取り組ん でいく。 利益の確保に重点を置きながら3年目は売上高15 億円を目指し、リモートエンハンス事業を重点に 自社サービスの拡大と次世代に向けた付加価値の 高いニアショア開発に取り組む。 全 体 122 123 20 資料編 ご挨拶・祝辞 第1章 年の歩み 第2章 各部・委員会・ BP紹介 第3章 今後の事業展望

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