株式会社沖縄ソフトウェアセンター 20周年記念誌

この度は創業20周年、誠におめでとうございます。 弊社は、株主、ビジネスパートナーとして15年以上のお付き合いをさせて頂いております。 弊社は、東京、神奈川、名古屋をメインにSES事業を展開しておりましたが、2008年の金融 危機を引き金としたリーマンショックにより、大きな打撃を受けました。 県外の仕事が減少していく中、当時部長であった松田社長に相談したところ、お仕事をいた だき、窮地を乗り切ることが出来たこと、大変感謝しております。 当初は、県外と比べると契約金額が下がることを危惧しておりましたが、県外での事業展開 に掛かるコストを考慮すると、その影響は殆どありませんでした。 その後、2011年に東日本大震災が発生し、度重なる余震と、原発事故の影響による社員の安 全確保への不安から、東京で受注している案件を全て整理し、社員を沖縄へと引き揚げました。 その際にも、OSC様には大変お世話になりました。 現在では、15名の社員が参画しておりますが、繁忙期や閑散期などについては、OSC様にて 吸収、案件調整して頂いており、安定的な稼働で大変助かっております。 昨今のIT業界では、人材不足が続いており、人材確保が喫緊の課題となっております。 弊社は3年程前から、OSC様が主体となっている「人材育成コンソーシアム」に参加しており、 参加企業各社様と共にIT人材の育成に取り組んでおります。 今後も人材育成については、更に力を入れて共に取り組んでいけることを期待しております。 参画している弊社社員においては、単なるビジネスパートナーとしてではなく、株主企業で あることの自覚を持ち、重要な社会インフラの構築、維持に貢献しているITエンジニアとし ての誇りを持って、両社の発展と自己のキャリアアップに取り組んでいただけることを期待し ております。 末筆ではございますが、今までのご功績に敬意を表すとともに、今後のさらなるご繁栄を心 よりお祈り致します。 弊社が開発案件に参画したのは、2012年4月からで今年で10年が経過しました。案件に参画 した経緯としましては、沖縄IT津梁パークにおいてソフトウェア開発の一大拠点として展開 するという熱い思いを当時の饒平名社長より伺っていたことで、その後、金融系システム開発 の参画案内があり、弊社社員を提案させていただき、社員2名での参画となりました。 当初は2名でしたが、開発規模の増加とともに要員も増やしていただき、現在では15名とな り弊社のビジネスユニットとして重要な位置付けとなっております。また、開発工程において は、CMMIレベル3での開発プロセスを実践することができ、社員のスキルアップにもつながっ ております。 今後においても、開発案件規模を拡大していただき、弊社からも要員の追加ができれば幸い です。また、社員の技術力においても御社のご期待に応えられるように、しっかり技術者の人 材育成を行っていく所存でございます。 沖縄ソフトウェアセンターのプロジェクトに参画している社員に求めることとしては、各プ ロジェクトでしっかり技術を習得し、プロジェクトのリーダーを目指して頑張って欲しいと考 えております。 協業社の声 Ⅲ 協業社の声 株式会社ジーエヌエー 代表取締役 喜友名 聖 株式会社りゅうせき 経営管理部 経営企画担当 部長 新里 勉 108 109 20 第3章 今後の事業展望 資料編 ご挨拶・祝辞 第1章 年の歩み 第2章 各部・委員会・ BP紹介

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