株式会社沖縄ソフトウェアセンター 20周年記念誌

The 20-Year History of OSC ロゴマーク説明 ・中の赤い“O“は、沖縄県のシンボルの外円の海洋と沖縄ソフトウェアセンターの”O“。 ・真ん中の“S“は、ローマージのC2つを組み合わせたソフトウェアの”S”。 ・ 右上の“C“は、センターの“C“で、Sの2つのCも半丸で○(円)に向かって成長していくこと を目指している。 ・ Sの青色は、沖縄の海の青で当社OSCのコーポレートカラー (DIC-2591)として後日から 使用。 ・左の傾きは、玉(ボール)が一番遠くまで飛ぶ角度を表現。 3代目社長 南郷 辰洋氏 談 創立20周年おめでとうございます。時を同じくして、沖縄復帰50周年記念式典が行われてい ます。思い起こせばマルチメディアアイランド構想に携わり、ソフトウェア産業の集積を目指 して大連・上海等の視察を行い、沖縄ソフトパーク構想を提案して前デジタル庁平井大臣の強 力な支援を頂き、IT津梁パークが実現できたことや故安里元副知事、小嶺元商工労働部長をは じめオール沖縄の産官学協力により、OSCが離陸したことが昨日の様に蘇ります。 最先端のテクノロジーを誘致する為に日本産業の要である組み込み分野への参入を目指し、 高度テスト技術研究推進委員会を立ち上げました。又同分野は数年間で倍増の開発が予想され、 最大の課題である信頼性確保の為の検証基盤モデルを構築し、アイシン精機、三菱マイコン、 ソニー、東芝テック、日立ソリューションズ、日産車体等の業務を受託することが出来、IT 津梁パークやOSCの知名度向上に貢献しました。加えてコールセンターの集積データをビッグ データ解析し製品苦情等から製品不具合を特定する研究へと発展させました。尚、組み込み開 発経験者のUIターン採用と県内技術者スキルアップ人材投資も推進しました。 又当初、中央省庁業務の開発拠点を目指したが断念したことは、時代が早かったのではと振 り返っています。一方、第一生命情報システムはブリッジSEコーナー設置によるリモート開発 の基本モデルが構築出来、県内IT企業への委託拡大に寄与しました。 振り返って、IT津梁パークに12の拠点集積及び情報通信産業が4500億円規模の一大産業に育 ち、皆さんのたゆまない努力に感謝します。 近況は伊仙町の地方創生事業、高齢者・障がい者の移動手段となる自動運転レベル4の研究・ 実証事業及び沖縄との連携を支援しています。 結びとして、ポスト沖縄振興50年を見据え、更なるイノベーションを興し、名実ともに沖縄 の牽引役となるべく、皆さん一人一人が研鑽されんことを祈念いたします。 凡例 赤字:沖縄県の経済界 青:沖縄県内IT関連企業 緑:沖縄県外IT関連企業 54 55 20 第2章 各部・委員会・ BP紹介 第3章 今後の事業展望 資料編 ご挨拶・祝辞 第1章 年の歩み

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